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【小児矯正】子供の反対咬合(受け口)の治療は「ムーシールド」と「プレオルソ」どちらがいい?違いと当院の治療方針を徹底解説!BLOG

2026/04/09

【小児矯正】子供の反対咬合(受け口)の治療は「ムーシールド」と「プレオルソ」どちらがいい?違いと当院の治療方針を徹底解説!1

こんにちは。北九州市小倉南区にある「たんぽぽ歯科・矯正歯科」院長の吉用です。 いつも当院のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

親御さんから寄せられるお子さまの歯並びに関するご相談の中で、「下の歯が上の歯より前に出ている」「受け口になっている気がする」といった反対咬合に関するお悩みは非常に多く寄せられます。 お子さまの受け口(反対咬合)の治療についてインターネットなどで調べていくと、「ムーシールド」や「プレオルソ」といったマウスピース型の矯正装置の名前を目にすることが多いのではないでしょうか。
 
「どちらの装置がいいの?」
「うちの子にはどっちが合っているの?」
 
と疑問に思われる親御さんも少なくありません。
当院では、小児の反対咬合に対して、お口周りの筋肉を整える機能的顎矯正装置「プレオルソ」を用いて治療を行っております。
今回のブログでは、多くのお父様・お母様からご質問いただく『反対咬合はムーシールドとプレオルソどちらがいい?』という疑問にお答えし、2つの装置の違いやそれぞれのメリット・デメリットを詳しく解説いたします。
また、当院におけるプレオルソの治療実績(約9割が改善!)や、万が一プレオルソで治らなかった場合の対応策(リンガルアーチや上顎顎外牽引装置など)についてもお話ししていきますので、ぜひ最後までお読みください。
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1. 子供の反対咬合(受け口)とは?原因と放置するリスク
反対咬合(受け口)とは?
噛み合わせが正常な状態では、上の前歯がわずかに前に出て下の歯に重なりますが、これが逆転し、下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態を「反対咬合(はんたいこうごう)」や「受け口」と呼びます
なぜ反対咬合になるの?
反対咬合になる原因は、大きく「遺伝などの先天的な要因」と「癖や生活習慣などの後天的な要因」に分けられます。

 

  • 遺伝による影響:親御さんや祖父母の骨格(下顎が大きい、上顎が小さいなど)が遺伝するケースです
  • お口の悪い癖(悪習癖):日常的な癖が原因で歯並びが乱れることがあります。特に、舌の位置が通常より低く常に下の前歯を押してしまう「低位舌(ていいぜつ)」や、口呼吸、指しゃぶり、頬杖などが原因で、上下の顎の成長バランスが崩れてしまいます
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反対咬合を放置するとどうなる?
「乳歯のうちなら自然に治るのでは?」と思われるかもしれませんが、乳歯期の反対咬合が永久歯になっても自然治癒する確率はわずか10%〜15%程度と言われています そのまま放置すると、下顎が前方に過剰に成長して「しゃくれ」のような顔立ちになるリスクがあるだけでなく、食べ物がうまく噛めない、サ行やタ行の発音がしにくくなるといった問題が生じます。さらに、大人になってから治療しようとすると、健康な歯を抜歯したり、顎の骨を切る外科手術が必要になるリスクが高まります

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2. ムーシールドとプレオルソの基本と違いを徹底比較
小児の反対咬合の治療において、現在主流となっているのが「ムーシールド」と「プレオルソ」という、取り外し可能なマウスピース型の機能的顎矯正装置です。どちらも、歯を強い力で動かすのではなく、お口周りの筋肉や舌の位置を整えることで、自然な顎の成長を促すことを目的としています
では、この2つの装置にはどのような違いがあるのでしょうか。
① ムーシールドとは?
ムーシールドは、反対咬合(受け口)の治療に特化した矯正装置です 舌の位置や口周りの筋肉バランスを整え、下顎の前突を抑制することで受け口の改善を促します。3歳ごろの低年齢から使用が可能な装置として知られています
② プレオルソとは?
プレオルソは、反対咬合だけでなく、出っ歯やガタガタの歯並び(叢生)、開咬など、幅広い歯列不正に対応できる多機能な矯正装置です 咬合を調整しながら、正しい舌の位置や口の使い方を訓練する役割も果たし、口呼吸から鼻呼吸への改善も促します
【違いの比較ポイント】
  • 機能と効果:ムーシールドは受け口の改善に特化しているのに対し、プレオルソは全体的な歯列や噛み合わせ、呼吸の改善など多機能なアプローチが可能です
  • 装着時間の違い:ムーシールドは夜間(就寝時)のみ装着するのが一般的です。一方、プレオルソは「日中の1時間」と「就寝時」の両方で使用する必要があります
  • 適応症例:ムーシールドは下顎前突の抑制に効果的ですが、プレオルソはより広範囲な歯列不正や顎の成長問題に対応できます

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3. 反対咬合の治療にはどちらがいいの?メリット・デメリット
「結局、うちの子の反対咬合にはどちらがいいの?」と悩まれるかと思います。それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。
ムーシールドのメリット・デメリット
  • メリット:夜間のみの装着で済むため、お子さまへの負担が少なく、3歳頃からでも比較的容易に始められます
  • デメリット:受け口の治療に特化しているため、他の歯並びの乱れが併発している場合など、対応できる症例が限られることがあります
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プレオルソのメリット・デメリット
  • メリット:多機能であるため、受け口の改善だけでなく、その根本原因である「低位舌」や「口呼吸」といったお口の悪習癖を同時に改善する能力に優れています。これにより、治療後の後戻りを防ぎやすくなります。
  • デメリット:就寝時だけでなく日中も1時間装着する必要があるため、毎日継続するためには親御さんの声かけやサポートなど、習慣化の工夫が求められます

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  • 4. 当院が「プレオルソ」を第一選択とする理由と治療実績
たんぽぽ歯科・矯正歯科では、小児の反対咬合に対して、「プレオルソ」を用いた治療を積極的に行っております
当院がプレオルソを中心に使用している最大の理由は、「歯並びが悪くなった根本原因(悪習癖)にアプローチできるから」です。 反対咬合のお子さまの多くは、口呼吸や舌が下がっている癖(低位舌)を持っています。プレオルソを使用し、同時にお口周りの筋肉トレーニング(MFT:口腔筋機能療法)をご自宅で併用していただくことで、舌を正しい位置へ誘導し、鼻呼吸を定着させることができます。これにより、お口の機能そのものが改善され、将来的に後戻りしにくい健康的な骨格・歯並びの土台を作ることができるのです。
実際に当院でプレオルソ治療を開始した結果、約9割程度のお子さまたちは、プレオルソを用いた治療で反対咬合がきれいに改善してくれています。痛みが少なく、学校につけていく必要がないため、お子さまへの精神的・身体的負担を抑えながら確実な効果を上げています。
 

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5. プレオルソで「治らない」残り1割のケースと当院の対応策
プレオルソは約9割のお子さまに効果を発揮する非常に優秀な装置ですが、万能ではありません。当院のデータでも、残り1割程度の方にはプレオルソだけでは十分な改善がみられないケースが存在します。 これは、遺伝的な骨格のズレが非常に大きかったり、装着時間がどうしても守れなかったりする場合に起こります。
たんぽぽ歯科・矯正歯科では、「プレオルソだけでは改善が難しい」と判断した場合、そこで治療を諦めることはいたしません。お子さまの状態に応じて、より確実な効果が期待できる以下の装置へ移行し、最後まで責任を持って治療を進めます。
① リンガルアーチによる治療 歯の裏側に沿わせて装着する太いワイヤーに、弾性のある細いワイヤーを取り付けた固定式の装置です。このワイヤーの力を使って、内側に引っ込んでいる上の前歯をピンポイントで外側(前)へと確実に押し出します。歯の傾きが原因の反対咬合に高い効果を発揮します。
② 上顎顎外牽引装置(フェイスマスク)による治療 骨格的に上顎の成長が著しく不足している場合や、下顎が前へ出すぎている骨格性の反対咬合には「上顎顎外牽引装置(フェイスマスク)」を使用します。お顔に装着するマスク型の装置からゴムの力を使って、上顎の骨全体を前方へ力強く牽引し、成長を促します。夜寝る時のみの使用ですが、将来の顎の骨を切る外科手術を回避するための非常にシャープで強力な治療法です
このように、当院ではプレオルソで8割を改善に導きつつ、残り1割の難しいケースに対しても、リンガルアーチやフェイスマスクといった適切な専門装置を用いて、しっかりと対応しております。
 

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6. まとめ:反対咬合は早期発見・早期治療がカギ!
今回の記事では、ムーシールドとプレオルソの違いと、たんぽぽ歯科・矯正歯科における反対咬合の治療方針についてお話ししました。
  • ムーシールドは受け口に特化し夜間のみの使用、プレオルソは多機能で悪習癖の改善に優れ、日中1時間+夜間に使用します
  • 当院では、根本原因の改善に強いプレオルソを用いて、約8割のお子さまの反対咬合を改善しています。
  • 残りの改善が難しい約1割のケースに対しても、リンガルアーチや上顎顎外牽引装置を用いて確実に対応しています。
受け口の治療を始めるベストなタイミングは、顎の骨が柔らかく成長のコントロールがしやすい「4歳〜8歳ごろの混合歯列期(乳歯と永久歯が生え変わる時期)」です
「うちの子、受け口かな?」「ムーシールドやプレオルソ、どちらが合うのだろう?」と少しでも気になられたら、成長のゴールデンタイムを逃さないためにも、ぜひお早めにご相談ください。 北九州市小倉南区のたんぽぽ歯科・矯正歯科では、お子さま一人ひとりのお口や骨格の状態に合わせた最適な治療をご提案いたします。スタッフ一同、皆さまのご来院を心よりお待ちしております。

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家族みんなのかかりつけの歯医者さん

たんぽぽ歯科・矯正歯科

院長:吉用 卓(よしもち たく)
国立大学 長崎大学歯学部出身

日本顎咬合学会認定医

福岡県北九州市小倉南区沼本町1丁目10-2
HP:https://www.tanpopo-kokura.jp

TEL:093-475-4182

歯並び 審美 ホワイトニング 親知らずのご相談随時受付。
診療科目:一般歯科 口腔外科 小児歯科 矯正歯科

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