治療が苦手なお子さまやトラウマを抱えているお子さまに対してBLOG

2020/12/24

 

こんにちは!『家族みんなのかかりつけの歯医者さん』小倉南区下曽根のたんぽぽ歯科・矯正歯科の院長の吉用です。

 

残念ながら大切なお子さまに虫歯ができてしまい、虫歯の治療をしようと歯科医院に行ったが、全然治療ができなかった、暴れてしまった、無理やり抑えつけられ居たたまれなくなったなどの経験があるご家族の方へ聞いていただきたい内容となっております。

 



 

 

『歯医者』その言葉を聞いただけでも、背筋がゾッとするような想いをする方もいるでしょう。あの歯を削る音、水を吸う音、独特な匂い、無機質な建物、痛い・・・などなど嫌なイメージがあります。

それが小さなお子さまであればどうでしょうか?ただでさえ、初めていく場所で、こういった雰囲気などを感じとると尚更恐怖心が増してきます。

 

 

そんな中、

先生『虫歯ですね、治療しましょう。ウィーン!!』

子ども『ギャー』

先生『●●さん足抑えて』

子ども『やめてー』

先生『痛くないよ~』

子ども『痛いぃー!!』

スタッフ『頑張って頑張ってー』

子ども『うわぁー!!』

先生『それではお母さんは待合室で待っていてください』

母『えぇー。。』

遠くで聞こえる叫び声。。。

・・・

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このようなやり取りを聞いたことのある方、経験したことのある方もいるのではないでしょうか?

私自身も過去にこういった治療を行った経験も多々あります。

 

 

自分自身もスタッフもお母さんもお子さまもみんな汗だく。

泣き声が響き渡る歯科医院

泣きながら待合室に戻ってくる子ども

家に帰っても『もう行きたくない。。』

次の来院日に行くと待合室に入った瞬間に泣き始める子ども

そしてまたみんなで抑えて治療

頑張って治療したが、治療したところの詰め物が外れた・痛い・また虫歯になった

 

 

よくあるトラウマを作る流れです。

 

 

トラウマが形成されてしまうと、1年後や2年後に新たに虫歯ができても治療ができませんし、抑えるにも身体も大きくなって、力もついているため、さらに大変です。

 

そして、『ウチでは無理ですね。』そんなこともあるようです。

この流れの何がいけないのでしょうか?

 

 

その歯科医院の先生方は虫歯を治療するために必死になっています。

ですが、虫歯を治すことだけを考え、お子さまの気持ち・信頼関係は置き去りにされていることが多いのです。

 

 

小児歯科において最も大切なことは信頼関係だと考えています。さらに私たちは友達になることを目指しています。

 

それはなぜでしょうか?

 

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歯科医院そのものはお子さまにとって、白衣を着た見たことのない人たち、見たことのない道具やイス、独特な雰囲気など今まで触れたことのない未経験の地です。

 

そのような状況で何の説明もなく治療されるとどうでしょう。いきなりイスが倒れ、口を開けさせられたと思ったら、光を当てられ・・・

 

大人の方で言えば、知らない人たちに連れて行かれて、見たことのない道具に囲まれた謎のイスに座らされた時の状況と一緒ではないでしょうか?怖くないですか?何をされるのでしょうか?またそこに行きたいですか?

 

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2歳までのお子さまに対してそれほど詳しく説明をすることはあまりありません。しかし、3歳を超えてからは、お子さまに対して何をするか、見て触れて、何をするのか理解をしてもらってから行います。

 

そして、私たちが大切にしていることは何度も言いますが、信頼関係です。

 

基本的に初めての虫歯治療であれば、初めての日にいきなり治療を行うことはありません。

 

もちろんお子さまの年齢・理解度・協力など様々な点が十分であれば初回から治療を行います。(小学生以上のお子さまでトラウマを持っていない場合は初回から可能です)

それを私たちは見極めながら行っていきます。

 

初めて歯科医院に来たとき、私たちはお子さまにとって知らない人たちです。

そんな知らない人たちにちょっとでも嫌な思いや痛みを感じることがあれば、トラウマになります。

 

しかし、初日に怖くない・痛くない・優しい・ガチャガチャさせてくれる・・・楽しい!と感じてもらえるよう配慮しています。

 

もちろん、痛みがある場合、痛みを抑えるための処置は行います。

帰りがけに、次はこれやってみようね!とお約束してもらい、家でも練習を行ってもらいます。

そして、次に来た時には私たちはもうお知り合いですし、お友達と思ってもらえているかもしれません。

 

そして、練習してきたこと、前に見たことを実際にやってみる。そうやって治療ができるお子さまへと目指していきます。

 

また、音が怖いというお子さまも多くいますが、その際にはモニターから音楽やアニメを流しながら、イヤホンやヘッドホンがつけられるお子さまには装着してもらい、恐怖をあおるような音をできる限り軽減させるための取り組みも行っております。

 

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他の歯科医院でトラウマを作ってしまった場合、このようにスムーズにいかない場合が多くなりますが、原則として『仲良くなる、お約束する、練習する、褒めてもらえる、ご褒美がもらえる』という流れになります。

 

もちろん、何度も練習を行っても難しい場合も多くあります。その場合には精神的な年齢の発達を待つしかない場合もありますし、緊急性のある状態であれば無理をしないといけない場合もあります。

 

緊急性のある場合を除いて基本的には抑えて治療を行うことはありません。もちろん、ご家族の方の希望で抑えてでも行って欲しいという場合には行います。

 

治療ができないため、精神的年齢の発達を待つ場合、そのまま放っておくわけではありません。進行止めの処置を施して、1~2ヶ月ごとに練習や進行の有無を確認していきます。

 

私たちはトラウマを作りたくありません。『また行きたい』『ガチャガチャしたい』そう言ってもらえるだけで嬉しく思っています。

 

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このようにトラウマを作らず治療ができるようにしていくことは、様々なメリットがあります。

 

●抑えながら治療を行う場合

・一刻も早く治療を終わらせるため、虫歯が残っていないかの確認が十分にできない

・治す材料は水分に弱いものが多いため、暴れていると唾液が混ざることが多く取れやすい

・くちびるやほっぺた、舌が削る器具により切ってしまう可能性

・歯科医師もスタッフも保護者の方も疲れ切ってしまう

・他のお子さまも恐怖でおびえる

 

●信頼関係を構築し、できるようにしてから行う場合

・しっかりと開けてくれるため、虫歯の取り残しがないか確認できる

・唾液が混ざらないようにでき、取れにくいように処置ができる

・みんなで褒めて、楽しそうな雰囲気になる

・歯医者に対するイメージが良く、行きたくなる

 

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そして何よりも最大のメリットとして考えていることは、早い段階で歯に対する意識が高くなる傾向があります。

 

予防歯科という言葉がありますが、歯周病が発症してから、大きな虫歯を作ってから予防を意識し始める方が多いのが現状です。

 

予防歯科は健康な歯を健康なままで保つことが一番です。それに対して小児の時期から芽生えさせることが私たちの最大の目的として考えています

 

また、当院ではキッズクラブを設けており、定期的に通うことが楽しくなる取り組みを行っております。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

私たちはお子さまが楽しく、また行きたいと思ってもらえる歯科医院を目指してスタッフ一丸となって取り組んでいます。

 

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家族みんなのかかりつけの歯医者さん

たんぽぽ歯科・矯正歯科

院長:吉用 卓(よしもち たく)
国立大学 長崎大学歯学部出身
福岡県北九州市小倉南区沼本町1丁目10-2
HP:https://www.tanpopo-kokura.jp

TEL:093-475-4182

歯並び 審美 ホワイトニング 親知らずのご相談随時受付。
診療科目:一般歯科 口腔外科 小児歯科 矯正歯科

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