妊娠中のお母さんは虫歯になりやすい??BLOG

2020/12/30

こんにちは!『家族みんなのかかりつけの歯医者さん』小倉南区下曽根のたんぽぽ歯科・矯正歯科の院長の吉用です。

 

今回は妊娠中の虫歯についてお話しさせていただきます。

 

 

妊娠中は妊娠前と比較してホルモンバランスが大きく変わる時期です。

特に女性ホルモンが多くなり、これによりお口の中も変化するようになります。

 

 

①妊娠による粘膜組織の変化

②細菌への抵抗力の低下

③唾液中の成分の変化

 

 

このようなお口の中の変化は細菌が繁殖しやすくなる環境へと変化していきます。

歯そのものは変化することはありませんが、歯を取り巻く環境が大きく変化していくのです。

 

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また、つわりがひどい場合、胃酸により歯の表面が溶かされてしまいます

そのような状況では虫歯の原因となる細菌から出される酸に対する抵抗力が低下してしまいます。

 

さらに、つわりが強い時期には歯ブラシをお口に入れるだけでも吐き気がする場合も多いかと思います。

 

中には妊娠中は『甘いものがついつい食べたくなる』『酸っぱいものが食べたり飲みたくなる』

という方、お腹が張って、食事があまり食べられないため間食の回数が増えたという方もいらっしゃるかと思います

 

 

 

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これらのことから、妊娠期間中は虫歯になりやすくなってしまうのです。

 

それでは、妊娠中の歯科治療はどのタイミングで受けることがベストなのでしょうか。

北九州市では妊婦歯科検診制度があります。ぜひ、これを機会にまず受診をオススメします。

 

詳しくはこちらのブログをご覧ください。

リンク:妊婦歯科健診は何のために受けたほうがいいの?

 

 

検診の結果、治療が必要になった場合、当院では基本的には安定期での治療を行います。

 

妊娠中の歯科治療は可能であれば妊娠中期(5-7か月)に治療をお奨めします。

 

妊娠初期であれば身体的にも精神的にも不安定なことも多く、過度な緊張や長時間の治療となると体調を崩してしまう可能性があります。

 

また、妊娠後期ですと治療中に仰向けになるとお腹が圧迫され貧血を生じたり、過度な緊張やストレスは早産、母体に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

 

安定期の治療をオススメするのですが、治療が必要な場所が多い場合、出産までに治療が終わらない場合がある可能性もありますので、妊娠がわかり妊婦手帳を受け取ってからは早めの検診をオススメいたします。

 

 

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妊娠中は妊娠前以上にお口を清潔に保つ必要があります。

また、出産後はお口の中に虫歯があると虫歯の原因となる細菌の数が多くなっており、大切なお子さまに虫歯の原因となる細菌を移してしまう可能性が高くなってしまいます。

 

出産後はなかなか時間が作れず、自分自身の歯の治療は後回しにされる方が多くいらっしゃいます。

そのため、極力治療は出産までに終わらせておくことを推奨いたします。

 

お口の中で気になることがあれば、歯医者さんで歯のチェックをしてもらい、治療が必要な場合であれば歯医者さんや産婦人科の先生とも相談しながら、適切な治療を行ってもらいましょう。

 

当院ではプレママ(妊婦さん)に対する妊婦歯科検診を含めたマタニティ歯科を実施しております。

妊婦さんには『プレママのデンタルケア』という冊子を無料プレゼントしております。

 

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妊娠中のお口の中の変化やつわり時期の歯磨きのコツ、生まれてくるお子さまの健康な歯を育てるための内容となっております。

当院では生まれてくるお子さま、そしてお母さんのお口の健康を保つサポートを全力で行なっております。

 

妊娠中・産後のお口の中の悩みやトラブルはお気軽にご相談ください。

 

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家族みんなのかかりつけの歯医者さん

たんぽぽ歯科・矯正歯科

院長:吉用 卓(よしもち たく)
国立大学 長崎大学歯学部出身
福岡県北九州市小倉南区沼本町1丁目10-2
HP:https://www.tanpopo-kokura.jp

TEL:093-475-4182

歯並び 審美 ホワイトニング 親知らずのご相談随時受付。
診療科目:一般歯科 口腔外科 小児歯科 矯正歯科

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