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【インプラント】インプラント周囲炎を防ぐには?長持ちさせるメンテナンスと毎日のケアを北九州市小倉南区の歯医者が解説BLOG

2026/11/02

【インプラント】インプラント周囲炎を防ぐには?長持ちさせるメンテナンスと毎日のケアを北九州市小倉南区の歯医者が解説1

こんにちは。北九州市小倉南区のたんぽぽ歯科・矯正歯科、院長の吉用 卓(よしもち たく)です。

インプラントの治療を終えた方から、こんなご質問をいただくことがあります。

「インプラントは人工の歯だから、もう虫歯にはならないですよね?」

「治療が終わったら、歯医者に通わなくても大丈夫ですか?」

たしかに、インプラントは虫歯にはなりません。しかし、インプラントの周りの歯ぐきや骨に炎症が起きる「インプラント周囲炎」という病気になることがあります。

インプラントを長く使っていただくためには、毎日のケアと、歯科医院での定期的なメンテナンスの両方が大切です。本記事では、インプラント周囲炎とはどんな病気か、そして予防のためにできることを、当院でのメンテナンスの様子とともにご紹介します。

目次

  1. インプラント周囲炎とは
  2. インプラント周囲炎の進み方と、気をつけたいサイン
  3. インプラント周囲炎になりやすい要因
  4. 毎日のケアのポイント
  5. 当院のメンテナンスの様子
  6. メンテナンスで使う機器
  7. 【症例】下の左右の奥歯にインプラント
  8. メンテナンスの間隔・費用と10年保証
  9. まとめ

 

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1. インプラント周囲炎とは

 

インプラント周囲炎は、インプラントの周りの歯ぐきや骨に、細菌による炎症が起きる病気です。天然の歯でいう「歯周病」に近い病気です。

天然の歯と顎の骨の間には、歯根膜(しこんまく)という薄いクッションのような組織があります。歯根膜には血管が多く、細菌に対して抵抗する働きがあります。

一方、インプラントは骨と直接結合しているため、歯根膜がありません。そのため、天然の歯と比べて細菌への抵抗力が弱く、炎症が起きると骨まで早く広がりやすいといわれています。

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2. インプラント周囲炎の進み方と、気をつけたいサイン

 

インプラント周囲炎は、次のように進んでいきます。

  • インプラント周囲粘膜炎:炎症が歯ぐきだけにとどまっている状態です。歯ぐきの腫れや、歯みがきのときの出血がみられます。
  • インプラント周囲炎:炎症が骨まで広がり、インプラントを支える骨が溶けていく状態です。進行すると、インプラントがぐらついたり、抜けてしまったりすることもあります。

 

歯ぐきだけの炎症(インプラント周囲粘膜炎)の段階で見つけて、汚れをしっかり取り除くことが大切です。

インプラント周囲炎は、痛みが少ないまま進むことがあります。次のようなサインに気づいたら、早めにご相談ください。

  • 歯みがきのときに、インプラントの周りから血が出る
  • インプラントの周りの歯ぐきが赤く腫れている
  • 歯ぐきから膿が出る、口の中がねばつく
  • インプラントの周りの歯ぐきが下がってきた
  • 被せ物がぐらぐらする

 

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3. インプラント周囲炎になりやすい要因

 

インプラント周囲炎の主な原因は、インプラントの周りにたまる細菌のかたまり(プラーク)です。そのほかにも、次のような要因があると、インプラント周囲炎になりやすいといわれています。

  • 喫煙:歯ぐきの血流が悪くなり、炎症が治りにくくなります。
  • 糖尿病:血糖値が高い状態が続くと、炎症が起きやすくなります。
  • 歯周病になったことがある:歯周病の原因となる細菌が、インプラントの周りにも影響することがあります。
  • 強い噛みしめ・歯ぎしり:インプラントに過剰な力がかかることがあります。
  • メンテナンスに通っていない:小さな変化に気づくのが遅れてしまいます。

 

当てはまるものがある方は、特に毎日のケアと定期的なメンテナンスを大切にしていただきたいと思います。

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4. 毎日のケアのポイント

 

インプラントの周りの汚れは、歯ブラシだけでは落としきれないことがあります。特に、インプラントと隣の歯の間や、被せ物と歯ぐきの境目は、汚れがたまりやすいところです。

  • 歯ブラシ:被せ物と歯ぐきの境目に毛先を当てて、やさしく小刻みに動かします。
  • 歯間ブラシ:インプラントと隣の歯の間に通して、すき間の汚れを落とします。
  • デンタルフロス:すき間が狭いところに使います。

 

歯間ブラシは、すき間の大きさに合ったサイズを使うことが大切です。合わないサイズを使うと、汚れが落ちにくかったり、歯ぐきを傷つけてしまったりすることがあります。当院では、メンテナンスのときに、お一人おひとりに合ったケア用品と使い方をご提案しています。

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5. 当院のメンテナンスの様子

 

インプラントの治療が終わった後は、定期的にメンテナンスにお越しいただいています。

当院のメンテナンスでは、歯科衛生士が拡大鏡(ルーペ)を使い、インプラントの周りの歯ぐきの状態や、汚れのつき方を細かく確認しています。

メンテナンスでは、主に次のようなことを行います。

  • 必要に応じたレントゲン撮影(骨の状態の確認)
  • 毎日のケアでは落としきれない汚れの清掃
  • 歯みがきの方法や、ケア用品のアドバイス
  • フッ素塗布(ほかの歯の虫歯予防)

 

インプラントだけでなく、ほかの歯の虫歯や歯周病もあわせてチェックします。

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6. メンテナンスで使う機器

 

インプラントの表面は、天然の歯とは素材が異なります。そのため、メンテナンスでは、インプラントや被せ物の表面を傷つけにくい方法で汚れを落とすことが大切です。

当院では、写真の機器などを使い、超音波の振動や、きめ細かいパウダーを吹き付ける方法で、歯の表面や歯ぐきの境目の汚れを落としています。お口の状態や、汚れのつき方に合わせて、使う器具を使い分けています。

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7. 【症例】下の左右の奥歯にインプラント

 

「下の奥歯が、抜歯したままになっているところがある」とご来院された方の症例です。

下の左右の奥歯(第1大臼歯)を失っていたため、入れ歯・インプラント・ブリッジの選択肢をご提案し、話し合いの末、インプラントでの治療を行うこととなりました。サージカルガイドを使って、手術前のシミュレーションどおりの位置にインプラントを埋め込み、骨と結合した後に二次手術を行い、ジルコニアの被せ物を装着しました。

被せ物を装着したら治療は終わりではなく、ここからが「長く使っていただくため」のスタートです。

症例の詳細

  • 治療を始めたときの年齢:30代
  • 主な訴え:下の奥歯が抜歯したままになっているところがある
  • 診断名:下顎両側第1大臼歯欠損
  • 治療内容:サージカルガイドを用いたインプラント埋入(2本)、二次手術、被せ物(ジルコニア)
  • 治療期間:12ヶ月(途中、通院できない期間を含む)
  • 費用(税込):924,000円(2本分。1本あたり インプラント埋入 275,000円+二次手術 110,000円+被せ物 77,000円)
  • 主なリスク・副作用:出血、腫れ、痛み、神経麻痺、被せ物の脱離や破折、インプラント体の破折、噛み合わせの違和感、インプラント周囲炎 等

 

この症例の詳しい写真は、症例ページでもご覧いただけます。

下の奥歯が抜歯したままになっているところがある(インプラント症例)

8. メンテナンスの間隔・費用と10年保証

 

メンテナンスの間隔

当院では、基本的に3ヶ月ごとにメンテナンスにお越しいただいています。歯周病の状態や、日頃のお掃除の状態によっては、間隔を短くしてお越しいただく方もいます。インプラントの状態に合わせて、通う間隔をご相談しながら決めていきます。

メンテナンスの費用

当院では、治療後の定期メンテナンスは、インプラントの部分も含めて保険診療で行っています。

10年保証

当院のインプラント治療には、10年保証がついています。保証の費用は、治療費に含まれています。

保証を受けるためには、当院、またはガイドデントの認定医院で、定期的にメンテナンスを受けていただくことが条件です。メンテナンスに通うことは、インプラントを長持ちさせるためだけでなく、保証を続けるためにも大切です。

ほかの歯科医院でインプラントを入れた方へ

ほかの歯科医院で入れたインプラントのメンテナンスも、当院でご相談いただけます。また、インプラントの保証に「ガイドデント」をご利用の方は、インプラントにトラブルが起きた場合も、当院で対応することが可能です。

まとめ

 

インプラントは虫歯にはなりませんが、インプラント周囲炎という病気になることがあります。インプラント周囲炎は痛みが少ないまま進むことがあるため、毎日のケアと、歯科医院での定期的なメンテナンスで予防していくことが大切です。

当院では、治療が終わった後も、インプラントを長く使っていただけるよう、メンテナンスでしっかりサポートしています。「インプラントの周りから血が出る」「ほかの歯医者で入れたインプラントのメンテナンスをしてほしい」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。

インプラント治療について(自由診療)

  • 費用(税込):1本あたり 奥歯 484,000円〜、前歯 517,000円(検査・診断料、埋入、アバットメント、被せ物の合計)。骨を増やす処置が必要な場合は別途
  • 治療期間:一般的に数ヶ月〜1年ほど(骨の状態や骨を増やす処置の有無によって異なります)
  • 主なリスク・副作用:手術後の痛み・腫れ(2〜7日程度)、出血、内出血、感染、インプラント周囲炎、骨と結合しない可能性、神経の損傷など。持病や喫煙によってリスクが高まることがあります。

 

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家族みんなのかかりつけの歯医者さん
たんぽぽ歯科・矯正歯科
院長:吉用 卓(よしもち たく)
国立大学 長崎大学歯学部出身
日本顎咬合学会認定医
福岡県北九州市小倉南区沼本町1丁目10-2
HP:https://www.tanpopo-kokura.jp
TEL:093-475-4182
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診療科目:一般歯科 口腔外科 小児歯科 矯正歯科
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