歯医者の削るドリルの音が苦手・・・対処法や工夫はあるの??BLOG

2022/09/09

歯医者の削るドリルの音が苦手・・・対処法や工夫はあるの??1

 

こんにちは!『家族みんなのかかりつけの歯医者さん』小倉南区下曽根のたんぽぽ歯科・矯正歯科の院長の吉用です。

 

今回は

歯医者の削るドリルの音が苦手・・・対処法はあるの??

という内容でお話ししたいと思います。

 



 

歯医者さんに行ったことのある方で聞いたことのない方はいないのではないのかと思いますが、歯科医院では日頃聞き慣れないような様々な音が存在しています。

 

例を挙げると

削るドリル音・歯石を取る時の音・水を吸う道具の音など、どの音も苦手と感じる方が多いのではないでしょうか??

 

今回はその中でも削る際に出るドリルの音について解説していきたいと思います。

 

歯を削る際に使用するドリルには大きく4種類に分けられます。

 

 

①エアタービンハンドピース(通称:タービン)

 

タービンは圧縮された空気をドリルの内部にある回転する羽根(ローター)に送り込むことにより、1分間に30万〜50万回転とかなりの高速回転が実現できる器具となっています。

 

歯の表面にあるエナメル質は人体の中で最も硬く、これを削るにはどうしても高速回転が必要となってしまいます。

 

しかし、圧縮された空気を送り出し、さらに羽根を回す際にどうしても『キーン』という甲高い音がしてしまうのです。

 

これも、昔と比べるとかなり静かにはなってきていますが、それでも構造上、音をなくすことができないのが現状です。

 

また、空気の力により回転させるため、パワーがないため歯を削る際に圧をかけすぎると簡単に回転が止まってしまいます。

 

歯医者の削るドリルの音が苦手・・・対処法や工夫はあるの??2

 

②等速コントラアングルハンドピース(通称:コントラ)

 

圧縮空気で回転させるタービンと異なり、コントラはエンジン(マイクロモーター)で回転させています。

 

エンジンで回転させるため、圧縮空気による『キーン』という甲高い音は出ないため、モーター音はありますが、音はタービンよりもかなり抑えられています。

 

エンジンで回転させるため、1分間に100〜4万回転と遅くなります。しかし、エンジンで回転させるため、パワー(トルク)があるため、低回転でも力強く削ることが可能となります。

 

そのため、歯の内部の層にある象牙質の虫歯を取り除いていく際に向いています。

 

象牙質の内部には歯髄と呼ばれる、歯の神経とよく呼ばれる部位があり、不意に神経の部屋が露出してしまわないため、慎重に削っていく必要があります。

 

虫歯を除去していく際には削れていく歯の硬さも虫歯かどうかの判定の指標にもなるため、コントラでは削れていく際の硬さの感覚がわかりやすいという特徴があります。

 

その分、削る効率が落ちたり、削る際の振動が伝わりやすいという欠点もあります。

 

コントラは主に深部の虫歯の除去、詰め物の研磨、削った形の仕上げ、神経の治療の一部などで使用されます。

 

どうしてもエンジンで回転させるため、太く、削る棒を入れる部分(ヘッド)が大きくなります。

 

歯医者の削るドリルの音が苦手・・・対処法や工夫はあるの??3

 

③減速コントラアングルハンドピース(通称:減速コントラ)

 

主に歯の掃除に使用します。

その名の通り、遅く回転させるようにした器具になります。

 

低速で回転できる分、歯に当てた際に摩擦力で止まらないよう、パワー(トルク)を持ち合わせています。

 

回転数が少ないため、歯を削ることには向いていません。

 

当院では減速コントラは歯の清掃に活用しています。

 

コントラと同様、エンジンによる力で回転させるため、音は少なく、小さなお子さまでも受け入れてくれやすい器具になります。

 

歯医者の削るドリルの音が苦手・・・対処法や工夫はあるの??4

 

④5倍速コントラアングルハンドピース(通称:5倍速)

 

エンジンによる駆動で回転させることはコントラと同様なのですが、難しい話になりますが、ギア比を変えることで、回転を1分間に20万回転にまで高めたものが5倍速コントラになります。

 

5倍速は回転数が高いため、タービンには劣りますが、削る効率が高く、『キーン』という音がありません。そのため、音が苦手な方やお子さまの治療では大活躍させています。

 

また、エンジンの力でパワーもあるため、金属の詰め物や被せ物を取り外す際には大変使いやすく、効率の良い場合もあります。

 

一見、メリットしかないように見える5倍速ですが、デメリットも存在しています。

 

・エンジン駆動のため、サイズが大きく、治療の際に見えにくい

・削る材質によってはタービンと比較すると効率が落ちる場合がある

 

削る部位や材質などに応じて使い分けたり、音を苦手としている場合には活用したりと、5倍速を使用する頻度は増えてきております。

 

歯医者の削るドリルの音が苦手・・・対処法や工夫はあるの??5

 

●ドリル別の比較

 

・音の大きさ

タービン>5倍速>コントラ>減速コントラ

 

・削るスピード

タービン>5倍速>コントラ>減速コントラ

 

・パワー(トルク)

減速コントラ>コントラ>5倍速>タービン

 

・ドリルの大きさ

コントラ=5倍速>タービン>減速コントラ

※当院で採用している減速コントラは歯の掃除専用のため小型設計となっております。

製品によってはコントラと同じサイズのものもあります。

 

それぞれの器具にも特徴があるため、その特徴を活かしながら適切な場面で使用することで、

より効率良く、不快な時間を短縮できたり、歯に余計なダメージをかけさせないことが可能となります。

 

歯医者の削るドリルの音が苦手・・・対処法や工夫はあるの??6

 

●音を軽減させるたんぽぽ歯科での取り組み

 

当院ではタービン、コントラ、5倍速を適切に使い分け、大きく甲高い音の出るタービンの使用時間は比較的短くなっております。

 

また、歯医者さんに対する恐怖心を持たれていると申し出ていただいた方や初めて来院された際にお話を伺う中で恐怖心が強いと感じた場合には、治療のどこに恐怖心を特に持たれているかをしっかりとお聞きするようにしております。

 

その中で、音に恐怖心が強い場合、5倍速を活用し音を極力抑えるようにしております。

 

また、それでも恐怖心が強い場合には小さなお子さまだけでなく、成人の方にもヘッドホンを着用していただき、好きな音楽などを流しながら治療を受けていただけるようにしております。

 

当院は完全個室となっているため、隣の患者さまに恐怖心が強いことを打ち明けることを心配する必要のないため、不安に感じていることや音が怖いなどを正直に伝えてもらえると、当院スタッフ一同、できる限りの対応を行なっております。

 

歯医者の削るドリルの音が苦手・・・対処法や工夫はあるの??7

 

また、当院では笑気(しょうき)という医療用のガスを吸うことでふわぁ〜とした感覚になり、少しでもリラックスして治療を受けていただけるような機器を導入しております。

 

笑気は健康保険適用となっておりますので、お気軽にご相談ください。

 

過去のブログで笑気について解説しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。

 

リンク:笑気(しょうき)を使った治療について

 

歯医者の削るドリルの音が苦手・・・対処法や工夫はあるの??8

 

先ほどもお話ししましたが、当院は全室完全個室としております。

 

そのため、完全にプライバシーが確保されているため、不安に感じていることや、トラウマがあること、お悩みなどがある場合には、恥ずかしがる必要なく、当院のスタッフまで安心してご相談ください。

 

過去のブログで歯医者に対してトラウマを抱えている方に向けた内容で解説しておりますので、ぜひご覧ください。

 

リンク:歯科治療恐怖症(トラウマ)のある方はぜひお読み下さい

 

当院ではそのような方が多くいらっしゃいますし、当院スタッフ一同親身に対応しておりますので、お気軽にご相談いただけたらと思います。

 

歯医者の削るドリルの音が苦手・・・対処法や工夫はあるの??9

 

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

家族みんなのかかりつけの歯医者さん

たんぽぽ歯科・矯正歯科

院長:吉用 卓(よしもち たく)
国立大学 長崎大学歯学部出身
福岡県北九州市小倉南区沼本町1丁目10-2
HP:https://www.tanpopo-kokura.jp

TEL:093-475-4182

歯並び 審美 ホワイトニング 親知らずのご相談随時受付。
診療科目:一般歯科 口腔外科 小児歯科 矯正歯科

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/